活動報告

10月OB交流会

まず、今回の企画をやるにあたり、大きな勘違いから始まりました。
現役とOBが交流するにはどうしたらいいのか?

昨年、ボーリングと同じじゃ、芸がない。
双方が学びを得れる例会を作ろう。ついでにいまいち活性化してない委員会も甦るのではないだろうか?…と、そんなことも画策しながら始めました。

テーマはどうしよう。双方が抱えてる問題とは何か?
事業承継、後継者問題….これなら、双方気になるだろう。
このあたりから、たかが居酒屋の店長が自分より優れた、規模も大きい経営者であるみなさんに学びを与える気になっていたのかもしれません。

パネリストも選定し、企画も遅れながらも進み、ただ自分がピンときてない。
そんな時、メンバーに言われたのが、『中前さんが聞きたいこと聞いたら、いいんじゃないですか?』

あー確かに。

自社を少しでも良くしよう、経営者として成長しようと同友会入ったのに、自社の問題少しも解決できてないじゃん。
この時、スタッフに続けて辞められ、一キッチンスタッフとして店をまわしながら、その合間に同友会活動していました。
入会して4年、委員長も任せられ他の経営者の中にいるだけで、いつの間にかいっぱしの経営者になったつもりでいました。
そこから、学びを与えるのではなく、学べる例会づくりに変更。
少なくとも、自身が活かせることを聞こう。そして、同じ悩みを持つひとに共感してもらい解決の糸口を共有できたら、最高じゃないか。

結果、時間に余裕もなく、他委員会も巻き込んで大事故。大変ご迷惑をおかけしました。
しかし、得るものも多く、中でも『任せる、許す』という言葉には、まさに自分に足りてないパズルピースを見つけたような気がしました。
今まではついついスタッフの失敗を恐れ、口を出し自分でやってしまう。
確かにそれではスタッフも成長できないし、モチベーションも下がる。
結果自身のストレスにつながり、愚痴も出る。そんな経営者としての器の小ささが、現状をまねいたのかもしれません。

これからこの例会を経て、自社のヴィジョンをスタッフと共有を目指し、小さな失敗を恐れず成長の糧としてしっかり自分
の背中に自信が持てるよう努め、また見られていることに自覚し共に成長できる環境にしていきたいと思います。

 

株式会社M.a.E 中前 祥一